経済は人を幸せにできない気がする

こんにちは!

 

またまた読んだ本のメモ書きをしていきます。

 

今回はところどころ共感するところはあるけど

内容をあまり理解できていない。。。

だから本当のメモ書き。

 

『経済は、人類を幸せにできるのか? <ホモ・エコノミクス>と21世紀世界』

ダニエル・コーエン著 林昌宏訳 2015 作品社

 

献血は対価を求めない善意で行われてきた。

献血に報酬を出すと献血者が減った。

金ではなく善意で行っていたから。

 

今善意は<ホモ・エコノミクス>に押されている。

 

ロバート・パットナムを引用して、

テレビが幸福度を下げたことも書かれていた。

テレビが孤立を促進してしまうし、テレビを見て過ごした時間は幸福度が低いという。

 

貧者は貧困の考え方から抜け出せない。

病気にならないためにワクチン打つとか虫よけ用品を買うとか、そういった考え方ができない。

 

富裕国の親は国民年金に加入することや自動車保険に入ることに疑問をもたない。

制度とか国が引き受けるかた。

でも貧困国は全部自分で管理する。管理の責務で疲弊する。

 

アメリカでもクレジットカードで破産する人は沢山いる。

どの国でも、自分の人生サイクルを理性的に管理するのは大変。

それができるようになるには自助グループのような制度が必要。

マイクロクレジットが成功したのは自助グループだから。

 

あと他にもいろいろいいこと書いてあったけれど

頭に留めておけなかった( ノД`)

 

幸福は比較によって成り立つみたいなことも書いてあったけど、

共感するなあ。

良いだけじゃダメで、最高でないといけないことを強制しているみたいなことも書いてあったし。

 

あっ、肝心の経済についての問題点を示せなかった。。。

難しいのでもう一度読んで頭に入れよう(´・ω・`)

 

一つ印象に残ってたのは、

経済が進むと医療や福祉といった経済の理論になじまないもののニーズが高まるってこと。

まさに今の日本じゃないかな。

あと経済が発展すれば民主主義が進むと思われてたけど、そうはならなかったみたいなこと。

 

政治も経済も新しいシステムを考える局面に来ているよね、って思う今日この頃。