フィンランドの教育も見直してみる

久しぶりに投稿します。

 

たーはんです!

 

今までは仕事で忙しく、

休みの日はストレス発散に励んでいましたが、

久々に本を読むことができました。

 

コロナの影響もあり、

読書が進みました!

 

 

フィンランド教育の批判的検討』柴田勝征 2012 共栄書房

 

書き方は日記みたいな感じで、学術書という雰囲気はなかった。。。

ただ、フィンランドもいいことばかりじゃないな、と気づくことはいくつかありました。

 

PISAのテストに批判的な学者はフィンランドにもいる。

OECDの指標がそもそもおかしい?

 

フィンランドも大学改革で学部を減らされた→予算の削減?

=学びが保障されなくなる

 

護身術の教員研修がある!!

→校内暴力がよくあるから(*_*)

→すぐに裁判所案件になることが多い。。。

 

日本には生徒指導という考え方があって、

児童生徒が問題を起こしたときに、教員が直接注意をして反省するように促すんですけど、フィンランドの場合は裁判沙汰という。。。

だから学校が荒れているっていっても、日本とフィンランドで大きな認識の違いがあるんですね(-ω-;)

 

あとは日本より少人数でクラスが構成されているんですけど、やっぱり落ちこぼれちゃう生徒はいるようで。。。

それも男子が多いとのこと。

フィンランドでは女子の方が平均で試験の点数がいいらしく、

人気のある医学部や教育学部は女性の比率が多いらしい)

 

印象に残っているのはこんな感じかな。

 

前にも書いたんですけど、

経済成長優先の社会はところどころで歪が生まれてしまうので、

OECD主導のPISAの点数なんて歪を生ませている元凶になったりするのかもしれませんね。

 

社会のシステムとして欠陥部分が見えているんだから、

考え方を変えていきたいですね。

 

日本の教育施策は

アメリカの言いなり&経済成長ありきなので

増々本来の教育の意義から離れていってますね。

 

 

久々に書いてみたら楽しいものですね(^v^)

 

今無料で使っているので、

もしかしたら最初の記事は消えちゃうのかな

アーカイブできるのは記事5本のみだとか。。。)

 

取りあえず、また本読んでいくぞー!

こんばんは!

 

今は錦織圭ウィンブルドン2回戦を観ながら書いています。

リードしています!

 

今日で5本目の記事になります(∩´∀`)∩

無料でブログを使っていると、

記事は5記事までしか保存できないんでしたっけ?

 

このまま続けていくなら

有料も考えています。

 

最近読んだ本はこちら。

 

ブルデュー 闘う知識人』 加藤晴久 2015 講談社

 

ブルデューの理論をよく知っておかなくちゃな、

と思って読んでみた。

 

最初の方の生い立ちとかは飛ばしてしまった(-ω-;)

 

ブルデューの理論、特にハビトゥスについて深めたかったので、

後半だけ読んだのです。

 

ハビトゥスがどこまで言及しているのか、

ハビトゥスの形成のされ方について

思い返せた部分もありました。

 

また、一次と二次でハビトゥスの形成時期があるのを知りました。

(基本だったかな...)

 

私が独自で考えているアイデンティティの形成の事象に

近いものを感じました。

 

よくわからなかったのが

界(シャン)の説明。

学生時代は聞いたことあるだけだったけど、

ルーマンのシステム理論に似ているような、

てか違いが分からん...

 

個人的に好きではない考え方なんですよね。

何も説明できていない気がして。

「経済」とか「芸術」等の界が支配関係を生むとかなんとか。

構造化してその中で行為が行われているとかなんとか。

 

構造化した中で行われるというより、

行いを勝手に界に当てはめて理解しているような気がする。

 

経済のルールに従って売買がなされるというよりも、

売買している行為を経済と呼んでいるだけじゃない。

 

あと支配者のルールに従うとかもあったような...

その分野偉い人の言うことが全てってことでいいのかな?

 

とにかくわからない。

 

最後に一番衝撃だったこと。

 

理論をそれっぽくするために、

2割は意味不明なことを書く!!

そうすればなんかすごい理論として注目を浴びる!!

 

(;´Д`)

 

言っていることは論の補強なんだろうけど、

無理して解ろうとするとドツボにはまるってことか!?

今まで頑張ったのに...

 

また機会があったら

ブルデューの本読んでみる!

 

ベッカーやゴッフマンの論と合わせて

理論を組み立てる!

 

とりあえず、

明後日に転職の企業面接があるので頑張ってきます!

 

あと1セットで錦織が勝つ!(/・ω・)/

道州制って進んでいるんですかね

こんにちは。

たーはんです。

 

最近マンガよりも政治経済の本をよく読むようになったかも。

といっても毎日マンガアプリを使っているわけですが。

本を読む割合がお堅いものが増えたかな。

 

そろそろルソーが考えた三権分立の制度って見直す必要があるんじゃないかなと思いながら政治系の本を探していると、

妙に引っかかって読んでみた本。

 

『人口減少時代の地方創生論』 佐々木信夫 2015 PHP研究所

 

要は地方行政の自主のために道州制を採用するべきっていうことを言っている。

なんでもかんでも中央政府が決めるんじゃなくてね。

 

大筋は合意する内容だったかなと思う。

 

中央政府は外交や国防、全国で統一して行うものにのみ権限をもって、

他は地方行政に任せようよってね。

 

別に道州制じゃなくても都道府県のままでいいんじゃない、

って思ってたけど、

観光戦略とか中規模都市間の調整を考えると、

都道府県より大きい枠組みの州でもいいのかなって思ったり。

 

まあ、二重三重行政をなくして、

政策の無駄や公務員の削減がされるなら、

それだけでもいいよねって思ってしまう。

 

あと、東京一極集中の解消にも寄与する予定だって。

 

州の議員とか行政ってほとんど人数的や仕事量的にいらないんじゃないのかな。

市町村メインで政策を進めていけばいいからさ。

 

勝手な想像だけど、

千葉県と茨城県で一つの州でよくないかな。

これだけでも人口1,000万人。

農業と研究を売りにしてほしい。

観光は冴えないだろうし。。。

 

文章的にも読みやすかった。

同じ文言が何度も出てくるけど、

そのお陰で論点や課題が分かりやすかった。

難しいだけがいい論じゃないよね。

本だから相手に伝わるように書かないとって改めて考えてみたり。

 

それでは。

経済は人を幸せにできない気がする

こんにちは!

 

またまた読んだ本のメモ書きをしていきます。

 

今回はところどころ共感するところはあるけど

内容をあまり理解できていない。。。

だから本当のメモ書き。

 

『経済は、人類を幸せにできるのか? <ホモ・エコノミクス>と21世紀世界』

ダニエル・コーエン著 林昌宏訳 2015 作品社

 

献血は対価を求めない善意で行われてきた。

献血に報酬を出すと献血者が減った。

金ではなく善意で行っていたから。

 

今善意は<ホモ・エコノミクス>に押されている。

 

ロバート・パットナムを引用して、

テレビが幸福度を下げたことも書かれていた。

テレビが孤立を促進してしまうし、テレビを見て過ごした時間は幸福度が低いという。

 

貧者は貧困の考え方から抜け出せない。

病気にならないためにワクチン打つとか虫よけ用品を買うとか、そういった考え方ができない。

 

富裕国の親は国民年金に加入することや自動車保険に入ることに疑問をもたない。

制度とか国が引き受けるかた。

でも貧困国は全部自分で管理する。管理の責務で疲弊する。

 

アメリカでもクレジットカードで破産する人は沢山いる。

どの国でも、自分の人生サイクルを理性的に管理するのは大変。

それができるようになるには自助グループのような制度が必要。

マイクロクレジットが成功したのは自助グループだから。

 

あと他にもいろいろいいこと書いてあったけれど

頭に留めておけなかった( ノД`)

 

幸福は比較によって成り立つみたいなことも書いてあったけど、

共感するなあ。

良いだけじゃダメで、最高でないといけないことを強制しているみたいなことも書いてあったし。

 

あっ、肝心の経済についての問題点を示せなかった。。。

難しいのでもう一度読んで頭に入れよう(´・ω・`)

 

一つ印象に残ってたのは、

経済が進むと医療や福祉といった経済の理論になじまないもののニーズが高まるってこと。

まさに今の日本じゃないかな。

あと経済が発展すれば民主主義が進むと思われてたけど、そうはならなかったみたいなこと。

 

政治も経済も新しいシステムを考える局面に来ているよね、って思う今日この頃。

今の経済制度を批判的に考えてみる

こんにちは。

 

ブログをはじめたてのたーはんです。

 

マンガの感想を書くブログにしようと思っていたのですが、

記念すべき一発目からマンガではなく、

一般書籍の感想を書くことにしました(-ω-;)

 

結構共感する内容だと思ったので、

忘れないようにアウトプットしておきたくなったもので。。。

 

 

『「公益」資本主義』 原丈人 2017 文春新書

 

会社が株主のものになっている。

株主が短期の利益を求めるから会社がそれに従う。

会社は長期の開発、研究に投資することを許されない。

時価総額に振り回されている。

株主が利益を得るために、マーケットの安定よりも変動を望んでいる。

市場万能主義は机上の空論。

 

→労働者が負担を強いられる。

 

短期の株売買には高い税金をかける。

 

 

他にも賃金のこととかいろいろ書いてありましたが、

印象に残ったところをメモ程度に書きました。

 

私は大学生の頃から今の経済システムに疑問をもっていました。

別に経済学部ではないんですけど。

 

最初は手段であったはずの株式が、

今は目的になっている気がします。

 

暮らしを豊かにするために設計された制度が、

制度に支配された暮らしを強いられている気がします。

 

最近よく感じるのが、

自分のやりたい仕事をしようとか、

本当にやりたいことを探そうみたいな風潮が流行っていること。

 

バブル期だと金持ちになるとか昇進するとかが当たり前だったろうに。

 

この変化の根本に、

今の経済システムに対する違和感が影響していたりして。

ブログ開設記念挨拶

今日からブログ始めます!

たーはんです!

日々マンガアプリを使って無料でマンガを読んでいるので、

作品の感想などを書いていこうと思っています(#^^#)

ジャンルに偏りがあるかもしれませんが、

面白いマンガないかなーってマンガを探している人の参考になれば嬉しいです!