今の経済制度を批判的に考えてみる

こんにちは。

 

ブログをはじめたてのたーはんです。

 

マンガの感想を書くブログにしようと思っていたのですが、

記念すべき一発目からマンガではなく、

一般書籍の感想を書くことにしました(-ω-;)

 

結構共感する内容だと思ったので、

忘れないようにアウトプットしておきたくなったもので。。。

 

 

『「公益」資本主義』 原丈人 2017 文春新書

 

会社が株主のものになっている。

株主が短期の利益を求めるから会社がそれに従う。

会社は長期の開発、研究に投資することを許されない。

時価総額に振り回されている。

株主が利益を得るために、マーケットの安定よりも変動を望んでいる。

市場万能主義は机上の空論。

 

→労働者が負担を強いられる。

 

短期の株売買には高い税金をかける。

 

 

他にも賃金のこととかいろいろ書いてありましたが、

印象に残ったところをメモ程度に書きました。

 

私は大学生の頃から今の経済システムに疑問をもっていました。

別に経済学部ではないんですけど。

 

最初は手段であったはずの株式が、

今は目的になっている気がします。

 

暮らしを豊かにするために設計された制度が、

制度に支配された暮らしを強いられている気がします。

 

最近よく感じるのが、

自分のやりたい仕事をしようとか、

本当にやりたいことを探そうみたいな風潮が流行っていること。

 

バブル期だと金持ちになるとか昇進するとかが当たり前だったろうに。

 

この変化の根本に、

今の経済システムに対する違和感が影響していたりして。