道州制って進んでいるんですかね

こんにちは。

たーはんです。

 

最近マンガよりも政治経済の本をよく読むようになったかも。

といっても毎日マンガアプリを使っているわけですが。

本を読む割合がお堅いものが増えたかな。

 

そろそろルソーが考えた三権分立の制度って見直す必要があるんじゃないかなと思いながら政治系の本を探していると、

妙に引っかかって読んでみた本。

 

『人口減少時代の地方創生論』 佐々木信夫 2015 PHP研究所

 

要は地方行政の自主のために道州制を採用するべきっていうことを言っている。

なんでもかんでも中央政府が決めるんじゃなくてね。

 

大筋は合意する内容だったかなと思う。

 

中央政府は外交や国防、全国で統一して行うものにのみ権限をもって、

他は地方行政に任せようよってね。

 

別に道州制じゃなくても都道府県のままでいいんじゃない、

って思ってたけど、

観光戦略とか中規模都市間の調整を考えると、

都道府県より大きい枠組みの州でもいいのかなって思ったり。

 

まあ、二重三重行政をなくして、

政策の無駄や公務員の削減がされるなら、

それだけでもいいよねって思ってしまう。

 

あと、東京一極集中の解消にも寄与する予定だって。

 

州の議員とか行政ってほとんど人数的や仕事量的にいらないんじゃないのかな。

市町村メインで政策を進めていけばいいからさ。

 

勝手な想像だけど、

千葉県と茨城県で一つの州でよくないかな。

これだけでも人口1,000万人。

農業と研究を売りにしてほしい。

観光は冴えないだろうし。。。

 

文章的にも読みやすかった。

同じ文言が何度も出てくるけど、

そのお陰で論点や課題が分かりやすかった。

難しいだけがいい論じゃないよね。

本だから相手に伝わるように書かないとって改めて考えてみたり。

 

それでは。